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矯正用バッカルチューブ

矯正用バッカルチューブは、固定式矯正装置においてアーチワイヤーを接続し、矯正力を加えるために用いられる重要な部品で、通常は大臼歯(第一大臼歯と第二大臼歯)の頬側に接着されます。以下に詳細をご紹介します。

1.構造と機能 基本構造:

チューブ: メインまたは補助アーチワイヤを収容するために使用される中空の金属チューブ。

底板:歯に接着する金属のベースで、表面には接着強度を高めるためのメッシュまたはドットのような構造があります。

追加構造: 頬管の設計によっては、フックまたは補助チューブが含まれるものもあります。

関数:アーチワイヤーを固定し、臼歯に矯正力を伝達し、歯の移動を制御します。牽引フックやスプリングなどの他の付属品と連携することで、隙間の閉鎖や咬合調整といった複雑な矯正目標を達成します。

 

2.一般的なタイプ 場所別に分類:

シングルチューブバッカルチューブ:メインのアーチワイヤチューブが 1 本だけあり、単純な症例に使用されます。

ダブルチューブ頬側チューブ: メインアーチワイヤーチューブと補助アーチワイヤーチューブが含まれます。

マルチチューブバッカルチューブ: 複雑な歯列矯正のニーズを満たすために追加の補助チューブが追加されます。

デザインによる分類: 事前形成されたバッカルチューブ: 標準化されたデザインで、ほとんどの患者に適しています。

パーソナライズされたバッカルチューブ: 患者の歯冠の形状に合わせてカスタマイズし、よりフィットするようにします。

材質による分類: ステンレス鋼: 最も一般的に使用され、強度と耐腐食性に富んでいます。

チタン合金:生体適合性に優れており、金属アレルギーのある人にも適しています。

 

3. 臨床応用 接着手順:

歯の表面の酸エッチング処理。

接着剤を塗り、頬チューブを置き、位置を決めます。

光硬化型または化学硬化型の樹脂接着。注意すべき事項: 噛み合わせやアーチワイヤーのスライドを妨げないように正確な位置決めが必要です。

接着が失敗した場合、矯正力が中断されないように適時に再接着する必要があります。

さらなる最適化が必要な場合は、具体的な要件をご提供いただけます。ホームページでは、弊社製品の詳しい紹介を行っております。

ご注文やご質問等ございましたらホームページよりお問い合わせください。


投稿日時: 2025年7月18日